ほうれい線対策によく噛むと効果的?気をつけたい食べ方のポイント

ほうれい線対策によく噛むと効果的?気をつけたい食べ方のポイント ほうれい線
ほうれい線対策によく噛むと効果的?気をつけたい食べ方のポイント

お顔の印象を一気に老けさせてしまう「ほうれい線」。

年齢を重ねるごとに、ほうれい線が目立つようになります。

「いつまでも若々しくいたい」

と思いながらスキンケアをしていても、ほうれい線はなかなか改善されない・・・

そう悩まれている方も多いでしょう。

 

ほうれい線ができてしまう原因はいくつか挙げられますが、その中には「筋肉の衰え」や「骨格の歪み」も含まれます。

その対処法として、”よく噛む”ということがポイントになります。

 

この記事では、ほうれい線ができる原因や、ほうれい線対策として気をつけたい食べ方をご紹介します。

毎日の食事の際に気をつけたいポイントをお伝えするので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ほうれい線ができる原因

まず、ほうれい線ができる原因として以下のことが挙げられます。

●肌のハリや弾力不足

●肌の乾燥

●筋肉の衰え

●骨格の歪み

肌のハリや弾力不足

加齢とともに、肌のハリや弾力のもとになっている真皮層に変化が起こります。

若い肌は、真皮層のコラーゲン繊維やエラスチンが豊富です。

ハリや弾力がしっかりしているので、脂肪などの皮下組織の重みをしっかり支えています。

 

しかし、加齢とともにコラーゲン繊維やエラスチンはどんどん減少していきます。

その結果、ハリや弾力が弱くなったり真皮層が薄くなり、脂肪などの皮下組織の重みを支えきれなくなります。

それが、たるみやほうれい線の原因となります。

肌の乾燥

ほうれい線は、加齢とともに目立つものですが、20代の若い方でもほうれい線が気になる場合もあります。

それは、ハリや弾力不足によるたるみというより、乾燥が原因となっている可能性が高いです。

乾燥によってできる小じわの場合は、保湿ケアをしっかりおこなうことで目立ちにくくすることができます。

筋肉の衰え

顔には、いくつもの筋肉があります。

しかし、筋肉も加齢とともにどんどん衰えていきます。

そのため、ほほがたるんでほうれい線ができる原因につながります。

顔の筋肉の70%が、口周りの筋肉につながっていると言われています。

特に”口輪筋”を鍛えることで、ほほのたるみを防いでほうれい線が目立たなくなります。

骨格の歪み

ほうれい線は骨格も大きく関係しています。

頬骨の高さや、鼻の横にできる溝、歯並びや輪郭によって、ほうれい線の目立ち方も変わります。

鏡でお顔をチェックしてみてください。

顔の左右でほうれい線の目立ち方が違うのではないでしょうか?

 

私たちの顔は、左右まったく同じということはほぼありません。

顔の土台である骨格の歪みによって、その上につく筋肉や脂肪のつき方が変わります。

そのため、ほうれい線の目立ち方も左右で差が生じるのです。

骨格が歪む原因は、無意識の噛み癖や笑い方、寝方など、日常生活の癖が大きく影響してきます。

 

ほうれい線はよく噛むと薄くなる?

「よく噛むとほうれい線が薄くなる」

そんなことを耳にしたことがある人も多いでしょう。

 

よく噛むことで、”咀嚼筋”が鍛えられます。

咀嚼筋の中には、口を閉じたり開いたりするために必要な「側頭筋」や「咬筋」があります。

側頭筋は、こめかみの周囲にある扇形の筋肉で、下あごを引き上げるために最も重要な筋肉です。

咬筋は、下あごの外側にあり、歯を嚙み合わせて硬い食べ物を噛み砕くときに働きます。

 

 

よく噛むことによって、この咀嚼筋やそのほかの筋肉が鍛えられ、ほうれい線の対策にもつながります。

しかし反対に、これらの筋肉が劣化してコリ固まることでたるみが生じ、ほうれい線が深くなる場合もあるので、鍛えると同時にほぐしてあげることも大切です。

 

ほうれい線対策に気をつけたい3つのポイント

①しっかりよく噛むことを意識する

②柔らかい物ばかり食べない

③咀嚼筋をほぐす

①しっかりよく噛むことを意識する

現代人は、ゆっくり食事をする時間が少ないと言われています。

そのため、必然と噛む回数も減少し、咀嚼筋が衰えていきます。

よく噛むことで、咀嚼筋やそのほかの筋肉が鍛えられ、顔全体のリフトアップが期待できます。

そのほかにも、食べ物の消化を良くして栄養を吸収しやすくしたり、脳の活性化や過剰な食欲を抑えることにもつながります。

②柔らかい物ばかり食べない

よく噛むことに関連していますが、現代人は柔らかい食べ物を好む傾向があります。

日本歯科医師会によると、一口につき30回噛むことを推奨していますが、現代人は一口につき10回~20回ほどしか噛まないと言われています。

ゆっくり食べる時間がないため、早食いしやすい柔らかい物を食べる人が増えていますが、筋肉の衰えの原因になります。

  • 玄米
  • 人参
  • ごぼう
  • 大根
  • 小魚
  • ナッツ類

など、よく噛まないと飲み込めないような食材を意識して食べるといいでしょう。

③咀嚼筋をほぐす

先ほどもお伝えしたように、筋肉を鍛えるのはいいことですが、コリ固まってしまうとたるみにつながる可能性もあります。

また、筋肉がコリ固まることで血流が悪くなり、肌のくすみやクマ、ニキビ、しわなどの原因にもなります。

手でげんこつを作って、側頭筋や咬筋などを円を描くようにゆっくり押してマッサージするなど、咀嚼筋をほぐすことを意識しましょう。

まとめ

ほうれい線対策には、よく噛むことは大切です。

ゆっくりよく噛んで食事をしたり、よく噛まないと飲み込めない食べ物を食べるといいでしょう。

それと同時に、鍛えた筋肉をほぐしてあげることも必要です。

日頃の生活において、食べ方や顔の筋肉をほぐすことを意識してあげましょうね。

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